前回のブログ記事で、種田には「薩摩種田」と「美濃種田」（共に仮称）として二系統に分けて考えてみたいとしましたが、今回は「美濃種田」について考察してみます。 東京大学史料編纂所蔵『美濃国諸家系譜』における「種田氏之事」の部分は、このブログのト…

前回の記事からずいぶんと時間が空いてしまいました。 先日、何気なくインターネットで種田を検索してみたところ、種田のご先祖を探しておられる方のブログを見つけました。 私も同様にブログでご先祖探しをしており、ブログというツールで情報公開をしてい…

歴史調査を進める際、近代から過去へさかのぼる方法と、過去から順にみてゆく手法があるが、種田という家名の成り立ちを考証することが目的であるので、歴史的なターニングポイントから検証してみたい。 大垣市長沢町にある福乗寺が我が家の菩提寺であるが、…

1920年、岐阜県大垣市東前で生まれた祖父は左官屋であった。 妻である祖母は伝来の田畑を一人で苦労して耕していたと自身の口から繰り言のよう（愚痴ともいう）に聞かされた。 1878年生まれの曾祖父母は土着の百姓であったとやはり祖母から伝え聞いた。 私の…